多焦点眼内レンズ 片目だけの手術もできるか
多焦点眼内レンズは、一般的には両眼を同時期に行うのが良いとされています。
しかし、現状は白内障は片目のみで、もう片目は全く正常という方も当然いらっしゃいます。
こんな時、多焦点眼内レンズは適応がないかというと実はそんなことはありません。
しかし、下記条件がつくことになります。
●42〜50歳以降の老眼世代の方
- 手元は老眼鏡をかける方
- 遠近両用メガネをかけている方
- 手元は眼鏡を外して見ている方
上記の条件が当てはまる方の場合は、白内障手術を行わない目に遠近コンタクトレンズを入れる必要があります。
これは、手術眼は多焦点眼内レンズを入れ術後メガネが不要になるため、眼鏡をかけない生活を考える必要があるためです。
そのため手術をしてない目に関しては、それまでメガネで補っていた部分を遠近コンタクトレンズで補う必要があるからです。
老眼世代でない若年者の場合
では、老眼世代でない若年者の場合はどうなるでしょうか。遠方は眼鏡をかける必要のある方(近視の方)を例に考えてみます。
上記の条件があてはまる近視の方の場合、白内障手術を行わない目に関しては、通常のコンタクトレンズを入れる必要があります。
これは、老眼世代の方と同様に手術眼は多焦点眼内レンズを入れ術後メガネが不要になるため、眼鏡をかけない生活を考える必要があるためです。
そのため手術をしてない目に関しては、それまでメガネで補っていた遠方を、メガネでなくコンタクトレンズで補う必要があります。
手元も遠くも眼鏡不要な方(遠視もしくは軽い近視の方)
上記の条件があてはまる方は、多焦点眼内レンズを入れていない目に関しては、それまで通り何もする必要はありません。
しかし、老眼になり手元が見づらくなってきた場合には、遠近コンタクトレンズをつける必要があります。
以上、片目の白内障手術で多焦点眼内レンズを入れた場合のもう片眼の対処法に関してお話ししました。
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